さいこうかんだんけい【最高寒暖計】
読者カード 用例 2021年04月07日 公開
用例: | 最高寒暖計の見積りを依賴す。 〔大正七(1918)年三月十六日〕 |
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『寺田寅彦日記』 1918年3月16日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕「さいこうおんどけい(最高温度計)」に同じ。 |
コメント:第二版では辞書類(1888)以外の実際の使用例が載っていないので。
編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられています。ちなみに、「最高温度計」の語釈は「一定時間内の最高温度を示す温度計。球部と管部の連絡口を狭くした水銀温度計で、温度が下がっても、そのまま最高温度を示しつづけるもの。最高寒暖計」となっています。
著書・作品名:寺田寅彦日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1918年3月16日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:322ページ本文12行目〔『寺田寅彦全集第十二巻』、一九五一年四月五日第一刷発行、一九八六年七月七日第二刷発行〕
発行元:岩波書店