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でんば【電場】

読者カード 用例 2021年04月15日 公開

2020年10月13日 ubiAさん投稿

用例:科學者が或る物質を强い電場や磁場に置いて見たり、
〔制服の處女〕
『映畫雜感(II)』 1933年3月 寺田寅彦
語釈:〔名〕帯電体の間に作用する電気力の存在する場所またはその作用。その点における単位電荷に働く力の大きさと方向でその作用を表わす。電界。

コメント:投稿例(1951)よりもさかのぼります。初出(昭和八年三月、帝國大學新聞)とあります。

編集部:2005年4月15日付けで、末広鉄男さんに、山屋太郎訳『水素爆弾』(1951)の例をご紹介いただいていますが、さらに、18年さかのぼります。

著書・作品名:映畫雜感(II)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年3月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:144ページ本文5行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕

発行元:岩波書店