日国友の会



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せってん【節点】

読者カード 用例 2020年10月17日 公開

2020年10月16日 Rubraさん投稿

用例:最後に角度の廓大度γが+1に等しき特殊の共軛點OO'を此のレンズの節点(Nodal points)と云ふ。
『レンズ収差論』 1916年 中村清二
語釈:〔名〕(2)光学系で、光軸上の一組の共役点。斜めに入射した光線と、屈折してそれと平行に射出した光線のそれぞれをレンズ内に延長した時、光軸と交わってできる二点。

コメント:遡ります。なお、2020年8月22日投稿の用例は定常波の節(「ふし【節】」の(22))についての話なので、別語釈が必要かと思います。

編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。ubiAさんに、寺田寅彦『物理學圈外の物理的現象』(1932)からも「節点」の例をご紹介いただいていますが、ブランチは別立てにしたほうがいいですね。

著書・作品名:レンズ収差論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年

著者・作者:中村清二

掲載ページなど:14

発行元:東京砲兵工廠