日国友の会

ぐんきょ【群居】

読者カード 用例 2024年06月18日 公開

2020年10月21日 古書人さん投稿

用例:カモノハシ〈略〉水中に於ては群居し、水面に浮べるときには、多くの黑い壜が浮んでゐるやうに見える。〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・単孔類一名一穴類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕(2)「ぐんせい(群生)(3)」に同じ。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2009年11月6日付けで、ぽんちさんに、村上春樹『羊をめぐる冒険』(1982)の例をご紹介いただいていますが、さらに、47年さかのぼります。ちなみに、「群生(3)」の語釈は「(群棲)(─する)同種の動物が繁殖・捕食・防御などのために多数集まって生活すること。繁殖期や移動の時などのように、一時的な場合もあり、また、多くの種類が群集をつくる場合にもいう」となっています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:319ページ後ろから3行目_

発行元:受験研究社