さいげんせい【再現性】
読者カード 項目 2021年05月01日 公開
用例: | 歷史は繰返す。方則は不變である。それ故に過去の記錄は又將來の豫言となる。科學の價値と同じく文學の價値も亦此の記錄の再現性にかゝつて居ることは云ふ迄もない。 〔記錄としての文學と科學〕 |
---|---|
『科學と文學』 1933年9月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕科学実験などにおいて、所定の条件や手順の下で、同じ事象が繰り返し起こったり、観察されたりすること。(デジタル大辞泉) |
コメント:項目が載っていないようなので。初出(昭和八年九月、世界文學講座)とあります。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。
著書・作品名:科學と文學
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1933年9月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:341ページ本文9行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕
発行元:岩波書店