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すいじゅんそくりょう【水準測量】

読者カード 用例 2021年05月13日 公開

2020年10月31日 ubiAさん投稿

用例:僅かな高低凹凸の複雜に分布した地面の水準測量をするのに、
〔十七〕
『藤棚の蔭から』 1934年9月 寺田寅彦
語釈:〔名〕地表上の各地点相互間の高低差の測量。水準儀と標尺を用いて直接二点間の高低差を求める直接水準測量と、三角水準測量・気圧水準測量・スタジア測量などの水準儀を用いない間接水準測量とがある。高低測量。

コメント:第二版では辞書類(1886)以外の実際の使用例が載っていないので。初出(昭和九年九月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)からの例が添えられています。

著書・作品名:藤棚の蔭から

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年9月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:80ページ本文6行目〔『寺田寅彦全随筆五』、1992年4月3日第1刷発行〕

発行元:岩波書店