日国友の会



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やけくず【焼屑】

読者カード 用例 2021年05月29日 公開

2020年11月03日 ubiAさん投稿

用例:滊關車の烟突より吐き出す木炭の燒屑窓より飛び入る事夥し。
〔明治四十二(1909)年八月廿一日〕
『寺田寅彦日記』 1909年8月21日 寺田寅彦
語釈:〔名〕焼けたあとのくず。焼け残っているくず。

コメント:第二版の用例(1935~47)よりさかのぼります。

編集部:第2版では、川端康成『雪国』(1935-47)の例が添えられていますが、38年はさかのぼることになります。

著書・作品名:寺田寅彦日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1909年8月21日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:545ページ本文1行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕

発行元:岩波書店