日国友の会



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ひけげ【引気】

読者カード 項目 2021年07月23日 公開

2020年11月10日 とねさん投稿

用例:人間は萎縮し出すと又つまらぬ災難に出遇ふものである。ヒケ氣(ゲ)が立つといつて、甚だ何事にも面白くないものである。其人の才能や技術や智力も一度ヒケ氣が立つと三割減り五割減りして、俗にいふボケになつて仕舞ふものであるから、〈幸田露伴「震災者に贈る言葉」〉
『大正大震災大火災』 1923年10月1日 大日本雄弁会・講談社(編)
語釈:〔名〕引け目を感じる気持ち。気おくれすること。

コメント:語釈は自信なし。「怖気(こわげ)が立つ」が立項されていますが、似たような用法かもしれません。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:大正大震災大火災

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年10月1日

著者・作者:大日本雄弁会・講談社(編)

掲載ページなど:290ページ

発行元:大日本雄弁会・講談社