日国友の会



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すいそイオンのうど【水素ー濃度】

読者カード 用例 2021年06月19日 公開

2020年11月10日 ubiAさん投稿

用例:生體染色に用ひらるゝ色素の中には水素イオン濃度(pH値)又は還元電位差(rH値)を測る指示藥(Indikator)として用ひ得るものがある。
『一般細胞學』 1933年 山羽儀兵
語釈:〔名〕溶液中の水素イオンの濃度。溶液一リットル中に存在する水素イオンのグラムイオン数で表わす。ふつう、数値の変化範囲が大きすぎるので指数化してpH で表わす。

コメント:投稿例(1935)よりもさかのぼります。

編集部:2020年8月16日付けで、寺田寅彦『自由画稿』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:一般細胞學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年

著者・作者:山羽儀兵

掲載ページなど:44ページ本文12行目〔『一般細胞學』、昭和八(1933)年十月十日第一版発行、昭和三十一年六月十五日第五版発行〕 

発行元:裳華房