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こうけいしつ【後形質】

読者カード 用例 2021年06月19日 公開

2020年11月10日 ubiAさん投稿

用例:後形質は明かに原形質(生活物質)の形成物で細胞內の含有物(空胞、Mikrosomenの一部)と細胞外に分泌されるもの(細胞膜、Gallerte鞘)とある。
『一般細胞學』 1933年 山羽儀兵
語釈:〔名〕原形質の物質代謝の結果生じた物質の総称。細胞膜・細胞液・液胞のほか、でんぷん粒・イヌリンなどの貯蔵物質、炭酸カルシウムなどの老廃物の結晶などが含まれる。後生質。

コメント:投稿例(1959)よりもさかのぼります。

編集部:2005年6月29日付けで、末広鉄男さんに、吉川春寿『からだと食物』(1959)の例をご紹介いただいていますが、さらに、26年さかのぼることになります。

著書・作品名:一般細胞學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年

著者・作者:山羽儀兵

掲載ページなど:404ページ本文11行目〔『一般細胞學』、昭和八(1933)年十月十日第一版発行、昭和三十一年六月十五日第五版発行〕

発行元:裳華房