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かくまく【核膜】

読者カード 用例 2021年06月23日 公開

2020年11月11日 ubiAさん投稿

用例:核の構造は大體三つの部分に分けることが出來る。卽ち(1)表面にある核膜(略),(2)通常顆粒狀又は網狀に散布して居る核質(Karyotin, 略)又は染色質(Chromatin, 略),(3)その間を充す核液(略)である。
『一般細胞學』 1933年 山羽儀兵
語釈:〔名〕細胞の核の外面をおおっている二層の薄い膜。細胞質と核との物質交流を行なっていると推測される。

コメント:投稿例(1937)よりもさかのぼります。

編集部:2010年3月14日付けで、古書人さんに、柘植秀臣・谷田専治・永野為武『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:一般細胞學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年

著者・作者:山羽儀兵

掲載ページなど:419ページ本文19行目〔『一般細胞學』、昭和八(1933)年十月十日第一版発行、昭和三十一年六月十五日第五版発行〕

発行元:裳華房