日国友の会



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はくしょくたい【白色体】

読者カード 用例 2021年06月23日 公開

2020年11月11日 ubiAさん投稿

用例:白色體(Leukoplastid, Leukoplast, Amyloplast, Stärkebildner)は色素を有せず、無色のもので著しい澱粉粒を形成すること多く一名澱粉形成體といふ。
『一般細胞學』 1933年 山羽儀兵
語釈:〔名〕植物の表皮・分裂組織・地下茎・根、日かげに生じた植物体、斑入り植物の白色部などの細胞に見られる色素を含まない色素体。澱粉を形成することがある。また、光があたると葉緑体に変化するものがあり、葉緑体が暗所で変化することがある。

コメント:投稿例(1937)よりもさかのぼります。

編集部:2010年11月24日付けで、古書人さんに、柘植秀臣・谷田専治・永野為武『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:一般細胞學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年

著者・作者:山羽儀兵

掲載ページなど:437ページ本文7行目〔『一般細胞學』、昭和八(1933)年十月十日第一版発行、昭和三十一年六月十五日第五版発行〕

発行元:裳華房