日国友の会



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こうとうカタル【喉頭ー】

読者カード 用例 2021年07月05日 公開

2020年11月15日 ubiAさん投稿

用例:今日は學校を欠席して病院ニ行き診察を受けたれは喉頭加答兒なりとの叓にて藥を取り歸る。
〔明治三十一(1898)年一月二十九日〕
『寺田寅彦日記』 1898年1月29日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(カタルは ドイツ Katarrh)喉頭粘膜のカタル性炎症。急性と慢性の別がある。喉頭に痛み、かゆみ、異物感などを覚え、しわがれ声になり、せきを伴う。

コメント:投稿例(1901)よりもさかのぼります。

編集部:2005年6月19日付けで、古書人さんに、弘田長編『児科必携 全』(1901)の例をご紹介いただいていますが、さらに、3年さかのぼることになります。

著書・作品名:寺田寅彦日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月29日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:92ページ本文6行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕

発行元:岩波書店