日国友の会

きょくのり【曲乗】

読者カード 用例 2021年07月21日 公開

2020年11月20日 ubiAさん投稿

用例:午後。第二中學にて曲乘(後輪上げ)稽古す。
〔明治三十五(1902)年六月九日〕
『寺田寅彦日記』 1902年6月9日 寺田寅彦
語釈:〔名〕馬、自転車、玉、飛行機などに乗りながら、種々の曲芸をすること。また、曲芸風に変わった乗り方をすること。また、その技。

コメント:すでにある第二版の古い5つの用例は馬の例で、用例(1916)は飛行機の例のようで、語釈にある自転車の例がないので。

編集部:第2版では、中世の記録文書から近世の雑俳までの5例はすべて馬の例になっていますね。馬以外の例は菊池寛『三浦右衛門の最後』(1916)の飛行家の例があるのみですが、それよりも14年さかのぼることになります。ブランチを分けた方がよさそうですね。

著書・作品名:寺田寅彦日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1902年6月9日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:265ページ本文6行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕

発行元:岩波書店