アンダンテ
読者カード 用例 2021年07月21日 公開
用例: | モザルトノアンダンテの初めの一段漸く練習を終りぬ。 〔明治三十五(1902)年九月二十九日〕 |
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『寺田寅彦日記』 1902年9月29日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(イタリア andante 「歩くように」の意)(2)(1)の速度の楽曲・楽章。緩徐楽章。 |
コメント:投稿例(1938)よりもさかのぼります。
編集部:2016年3月27日付けで、古書人さんに、唐端勝・野川香文・青木正『軽音楽とそのレコード』(1938)の例をご紹介いただいていますが、さらに、36年さかのぼることになります。ちなみに、⑴の語釈は「音楽で、演奏速度を指示する語。アレグレットとアダージョの中間の速さ。ゆるやかに。」となっています。
著書・作品名:寺田寅彦日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1902年9月29日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:290ページ本文13行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕
発行元:岩波書店