あんかけ【餡掛】
読者カード 用例 2020年12月30日 公開
用例: | 劇場の趣ばかりにては。玉子とぢ。あんかけの重(おも)き物ばかり。喰(く)ふがごとく。始は口にうまけれども。なづみてもたるゝ也。〈二編上〉 |
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『茶番狂言早合点』 1821-24年 式亭三馬 | |
語釈: | 〔名〕くずあんをかけた食品・料理。 |
コメント:さかのぼります。
編集部:第2版では、人情本『春色梅美婦禰』(1841-42頃)の例が早いのですが、さらに、18年ほどさかのぼります。
著書・作品名:茶番狂言早合点
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1821-24年
著者・作者:式亭三馬
掲載ページなど:408ページ後から3行目〔『新日本古典文学大系82 異素六帖・古今俄選・粋宇瑠璃・田舎芝居』、1998〕
発行元:岩波書店