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えきたいくうき【液体空気】

読者カード 用例 2021年07月27日 公開

2020年11月23日 ubiAさん投稿

用例:學校にては液体空氣の製造せり。
〔明治三十六(1903)年二月四日〕
『寺田寅彦日記』 1903年2月4日 寺田寅彦
語釈:〔名〕空気を液化したもの。液体窒素と液体酸素の混合物で、やや青色を帯びる。空気を圧縮し、臨界温度以下に冷却して得られる。実験室では冷却剤、工業的には、酸素、窒素の生産に利用。

コメント:第二版の用例(1905)よりさかのぼります。

編集部:第2版では、長谷川天渓『文学の試験的方面』(1905)の例が早いのですが、さらに、2年さかのぼることになります。

著書・作品名:寺田寅彦日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1903年2月4日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:317ページ本文7行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕

発行元:岩波書店