日国友の会



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ずがい【頭蓋】

読者カード 用例 2021年07月25日 公開

2020年12月01日 とねさん投稿

用例:假初(かりそめ)の風邪の心地と重次郞(ぢうじらう)橫に仆(たふ)れし夕(ゆふべ)より、大熱發して身中(みうち)焚(も)ゆるごとく、頭葢(ヅガイ)今にも裂(われ)なむと呻聲(うめきごゑ)凄じく、
『伽羅枕』 1891年 尾崎紅葉
語釈:〔名〕脊椎(せきつい)動物の頭部の骨格。多数の頭蓋骨からなる。医学・生物学では「とうがい」という。

コメント:遡りはしませんが読みのわかる例として。

編集部:第2版では、読みのわかる例として、河盛好蔵『フランス文壇史』(1954-56)の例が添えられていますが、さらに、65年さかのぼることになります。

著書・作品名:伽羅枕

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年

著者・作者:尾崎紅葉

掲載ページなど:15ページ

発行元:春陽堂