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読者カード 用例 2021年10月16日 公開
用例: | 上富士前邊の支那料理を取寄せ、洞夫人等のサーヴィスで賑ゝしく、(中略)一時半になつても未だ中〻めしが出場せず、(但し茶碗だけは早くよりサーヴされた) |
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『藤岡由夫宛寺田寅彦書簡-昭和五年(1930)一月二十六日』 1930年1月26日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(英 service)《サーヴィス》(2)客に対する接し方。また、商売として客の気に入るように世話をすること。(ハ) 給仕すること。 |
コメント:(3) ともとれそうで、(2) (ハ)か(3)か文脈から判然としにくいのですが、とりあえず(2) (ハ)で。第二版の用例(1935)よりさかのぼります。書簡末尾(一月廿六日日曜午後六時)。
編集部:第2版では、田口竹男『京都三条通り』(1935)の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼることになります。
著書・作品名:藤岡由夫宛寺田寅彦書簡-昭和五年(1930)一月二十六日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1930年1月26日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:寺田寅彦全集第十六巻 一九五一年八月五日第一刷発行、一九八六年一一月五日第二刷発行 324ページ本文16行目
発行元:岩波書店