日国友の会



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だんがい【弾劾】

読者カード 用例 2021年01月16日 公開

2021年01月16日 ぽんちさん投稿

用例:辛巳、是より先、高田城主松平光長の家臣小栗正矩、光長の妹婿を以て、老臣と為り、漸く寵を特んて事を専にし、窃に私党を樹て、光長を欺罔し、恣に威福を張り、遂に其子掃部、光長外姪の親を以て、請て其義子と為さんことを謀の、重臣萩田主馬等、之を憤り、光長の弟永見長良に依て、正矩の専横を弾劾す〔延宝7年(1680)10月19日〕
『万天日録』 1680年10月19日
語釈:〔名〕(1)罪状を調べ、あかるみに出すこと。罪過をあばき訴えること。

コメント:2版に、漢籍例(北史)あれど、国書例は近代以降のみなので投稿します。

編集部:第2版では、大阪府編『明治月刊』(1868-69)の例が早いのですが、実に、188年さかのぼります。

著書・作品名:万天日録

媒体形式:その他

刊行年(月日):1680年10月19日

著者・作者:

掲載ページなど:313ページ〔『史料綱文』99編22冊313ページ〕

発行元:東京大学史料編纂所