日国友の会



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えつぼ【餌壺】

読者カード 用例 2021年07月29日 公開

2021年01月17日 とねさん投稿

用例:間隙(すき)を見(み)ば餌器(ヱツボ)を蹴かへし脱出(ぬけいだ)すべき了簡(れうけん)、さるものは何程いつくしむも甲斐なし。
『伽羅枕』 1891年 尾崎紅葉
語釈:〔名〕鳥のえさを入れる容器。

コメント:わずかですが遡ります。

編集部:第2版では、夏目漱石『文鳥』(1908)の例が添えられていますが、17年さかのぼることになります。

著書・作品名:伽羅枕

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年

著者・作者:尾崎紅葉

掲載ページなど:20ページ

発行元:春陽堂