日国友の会

えひこさん【英彦山】

読者カード 用例 2024年09月21日 公開

2021年01月25日 古書人さん投稿

用例:英彦(エヒコ)山(社 国小)〔豊前〕
『日本地名箋 下』 1874年 西野古海編輯
語釈:「ひこさん(英彦山)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2009年4月11日付けで、坪谷善四郎『日本漫遊案内 下巻』(1905)の例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼります。ちなみに、「ひこさん」の語釈は「福岡県と大分県との県境にある火山。多数の奇岩怪峰が奇勝をつくる。頂上は三つに分かれ、中岳に英彦山神宮上宮がある。平安時代以来、修験道場として栄えた。耶馬日田英彦山国定公園の一中心。標高一二〇〇メートル。えひこさん。ひこのやま。比古高根(ひこのたかね)」となっています。

著書・作品名:日本地名箋 下

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1874年

著者・作者:西野古海編輯

掲載ページなど:64丁オ後ろから1行目

発行元:東京書肆