日国友の会

ようそう【洋装】

読者カード 用例 2024年09月25日 公開

2021年01月28日 古書人さん投稿

用例:日本作りの室内に〈略〉油絵は適せずむしろ水彩画か墨画(すみえ)に類せしを採る可し、洋装(ヤウサウ)の書冊(しょさつ)は好ましからず。〔家庭・室内装飾の心得〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 戸川殘花
語釈:〔名〕(2)書籍を西洋風のとじ方で製本すること。洋とじ。洋本とじ。→洋装本。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、藤村作・千葉勉『現代語大辞典』(1932)の例が得られていますが、36年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:戸川殘花

掲載ページなど:406ページ上段5行目

発行元:博文館