日国友の会

にほんしつ【日本室】

読者カード 項目 2024年09月25日 公開

2021年01月28日 古書人さん投稿

用例:西洋作りの室(しつ)に日本品を用ひんと思はば羅馬希臘或は中古の趣味ある古雅の洋品を用ふ可し〈略〉他は日本室に反對せし物と心得おく可し、〔家庭・室内装飾の心得〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 戸川殘花
語釈:〔名〕「わしつ(和室)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2003年7月24日付けで、喜多村緑郎『「不如帰」劇に就て』(1905)の例をご紹介いただいていますが、9年さかのぼります。ちなみに、「和室」の語釈は「畳敷きの部屋。日本間」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:戸川殘花

掲載ページなど:406ページ上段9行目

発行元:博文館