日国友の会

たぶら【朶】

読者カード 語釈 2024年09月27日 公開

2021年01月29日 古書人さん投稿

用例:若し又生(は)へ下がりの短かき婦人は、耳のたぶらまで生へ下がりの有る如く、〔家庭・化粧の秘傳並に評〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 山田美妙齋
語釈:〔名〕「みみたぶ(耳朶)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版の語釈は〈股や尻などの、ふくらんだ筋肉の部分をいう。「しりたぶら」など。〉となっていますが、方言の語釈として「(3)耳たぶ」とあります。ちなみに、「耳朶」の語釈は「(1)耳(耳介)の下部の垂れ下がった肉。じだ。みみだれ。みみたびら。みみたぶら。みみたぼ。みみたび。みみったぶ」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:山田美妙齋

掲載ページなど:410ページ上段後ろから4行目

発行元:博文館