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ちょうりつ【調律】

読者カード 用例 2022年01月02日 公開

2021年03月15日 ubiAさん投稿

用例:ピアノの調律(Tyôritu)をしたり、また蓄音機のモートルの検査などをするには
『音楽家の資格を試験する器械』 1923年2月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)(─する)調子や音調を整えること。特に楽器でピアノ、オルガン、打楽器などを正しい音高や音色を保つように、一定の基準音をもとに音律を整えること。また、そのために楽器の部分を修理・修正すること。弦楽器の場合は調弦という。

コメント:第二版の用例(1915~30)よりさかのぼります。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十二年二月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、薄田泣菫『茶話』(1915-30)の例が早いのですが、さらに、7年さかのぼることになります。

著書・作品名:音楽家の資格を試験する器械

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年2月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、234ページ4行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、227ページ12行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)

発行元:岩波書店