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ほうしゃせん【放射線】

読者カード 用例 2022年01月08日 公開

2021年03月22日 ubiAさん投稿

用例:相模湾を中心とした同心円と放射線(Hôsyasen)の割れ目が出来るだろうということはありそうなことである。
『関東地方の地形と今度の地震』 1924年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(1)同一の点を起点とする半直線の群。

コメント:第二版の用例(1931)よりさかのぼります。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十三年一月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、梶井基次郎『交尾』(1931)の例が早いのですが、さらに、7年さかのぼることになります。

著書・作品名:関東地方の地形と今度の地震

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1924年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、256ページ1行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、249ページ14行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)

発行元:岩波書店