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ねつりょくがく【熱力学】

読者カード 項目 2022年01月08日 公開

2021年03月22日 ubiAさん投稿

用例:岩石の化学的成分の研究の結果や、混ざり合った熱力学(Neturyokugaku)に関する考えから出発していったものである。
『地球の腸』 1924年7月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「熱力学(ねつりきがく)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十三年七月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「ねつりきがく(熱力学)」の語釈は「気体の圧力、体積、温度など巨視的な量と出入する熱量との関係を扱う学問。熱現象は原子・分子の乱雑な熱運動に基づくという観点から熱現象を解明する統計力学に対していう。」となっています。

著書・作品名:地球の腸

媒体形式:

刊行年(月日):1924年7月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、260ページ2行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、254ページ4行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)

発行元:岩波書店