日国友の会

ビショップかん【ー環】

読者カード 用例 2022年05月13日 公開

2021年05月23日 ubiAさん投稿

用例:クラカトア火山の爆破の時に飛ばされた塵は、(中略)或はビショツプ環と稱する光環を太陽の周圍に生じたりした。
『塵埃と光』 1922年5月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 Bishop's ringの訳語)火山の大噴火後、成層圏にまで吹きあげられた火山灰などによって太陽光が回折された結果あらわれる、視半径約二〇度の光冠現象。幅が約一〇度あり、外側はやや赤味をおびる。最初にハワイで発見した、アメリカ人ビショップにちなんで名付けられた。

コメント:投稿例(1956)よりもさかのぼります。初出(大正十一年五月、科學知識)とあります。

編集部:2004年6月9日付けで、末広鉄男さんに、高橋浩一郎『日本の気象』(1956)の例をご紹介いただいていますが、さらに、34年さかのぼることになります。

著書・作品名:塵埃と光

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年5月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:242ページ本文3行目〔『寺田寅彦全随筆二』、一九九二年一月七日第一刷発行〕

発行元:岩波書店