日国友の会

はいかっしょく【灰褐色】

読者カード 用例 2022年05月21日 公開

2021年06月06日 ubiAさん投稿

用例:おどろな灰褐色の髪の下に眞黑な小粒な顏がのぞいてゐる。〔二 雅楽〕
『雑記(I)』 1923年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕灰色がかった褐色。

コメント:第二版の用例(1924)よりさかのぼります。寺田寅彦全集第3巻(1960年12月7日第1刷発行、1976年8月10日第3刷発行)では、「灰褐色(はいかっしょく)」とルビが振られています。初出(大正十二年一月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、富ノ沢麟太郎『流星』(1924)の例が早いのですが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑記(I)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆二 一九九二年一月七日第一刷発行315ページ本文13行目

発行元:岩波書店