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マオリご【ー語】

読者カード 用例 2022年06月11日 公開

2021年06月17日 ubiAさん投稿

用例:穴内(アナナイ) 「オンネナイ」は大川。併しチャム語でも「ナイ」は河又は河邊の野であり、アイヌやサモア、マオリ語でも「アナ」は穴でもある。(原文にある傍点は省略)
『土佐の地名』 1928年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(マオリはMaori )(1)ポリネシア諸語の一つ。マオリ族によって話される言語。(2)と区別するために、ニュージーランド‐マオリ語ともいう。

コメント:第二版には用例が載っていないので。(1)か(2)か分かりませんが,とりあえず。初出(昭和三年一月、土佐及土佐人)とあります。

編集部:(2)の語釈は「ポリネシア系の言語の一つ。ニュージーランド、クック諸島で話される。ラロトガ語」となっていますが、例文での文脈上、日本語の語源にかかわるものと考えれば、ニュージーランドの先住民族の言葉に連なる意味として、とりあえず(1)の例としておきましょう。第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:土佐の地名

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1928年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆二 一九九二年一月七日第一刷発行563ページ本文14行目

発行元:岩波書店