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しょくえんすいちゅうしゃ【食塩水注射】

読者カード 用例 2021年09月14日 公開

2021年06月22日 天逆大童さん投稿

用例:二十一日 無熱嘔氣嘔吐ナク吃逆三囘腹滿腹痛ナシ只タ煩渴アルノミ依テ經口的ニ牛乳一五〇・○ヲ與フ胃症ナシ、食䀋水注射八○○・〇
『胃腸吻合術後ノ腸管纒絡及癒着ニ就テ〔岡山醫學會雜誌 (第百七十六號)〕』 1904年9月30日 溝口喜六
語釈:〔名〕生理的食塩水あるいは高張食塩水を皮下または静脈内に注射すること。下痢・嘔吐(おうと)などによる脱水状態、手術、外傷などによる出血など、体液喪失の際に行なわれる。食塩注射。

コメント:「現代術語辞典(1931.10.1)」より遡ります。

編集部:第2版の例よりも27年さかのぼることになります。

著書・作品名:胃腸吻合術後ノ腸管纒絡及癒着ニ就テ〔岡山醫學會雜誌 (第百七十六號)〕

媒体形式:その他

刊行年(月日):1904年9月30日

著者・作者:溝口喜六

掲載ページなど:391頁1-2行目〔『岡山醫學會雜誌 (第百七十六號) 』、1904〕

発行元:岡山醫學會