きしゅういぬ【紀州犬】
読者カード 用例 2021年09月23日 公開
用例: | アツパれに紀州犬 (キシウイヌ) の譽─去る三日東京上野公園で開かれた第二回全國日本犬(にほんいぬ)展覽に… (中略) …名犬 (けん) が一堂にお目見得し、… (中略) …審査の結果「三熊野」は日本中型代表推奬犬 (けん) として見事入賞の榮譽を穫得して紀州犬 (キシウイヌ) のために氣を吐いた、 |
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『The Japan-California Daily News [加州每日新聞 (第七百廿六號) ]』 1933年12月8日 | |
語釈: | 〔名〕日本犬の一品種。体高五〇~六五センチメートル内外の中型犬。尾は太くて長く、巻尾、または差尾。体色は多くは白色で、あざやかな茶色、褐色に黒毛がまざったものがある。気が強く勇敢で動作がすばやいために、イノシシ猟や番犬として用いられる。紀州熊犬。きしゅうけん。 |
コメント:遡ります。なお、用例文中「穫得」は原文のまま。
編集部:2007年10月18日付けで、古書人さんに、小川菊松・宮本彰一郎『最新愛犬読本』(1949)の例をご紹介いただいていますが、さらに、16年さかのぼることになります。
著書・作品名:The Japan-California Daily News [加州每日新聞 (第七百廿六號) ]
媒体形式:新聞・広報・官報
刊行年(月日):1933年12月8日
著者・作者:
掲載ページなど:7頁7-8段目
発行元:[Hoover Institution Archives] 加州每日新聞社