ラジオじゅしんき【ー受信機】
読者カード 用例 2022年07月31日 公開
用例: | 宅のラヂオ受信機は去年の七月から彼是半年程の間絕對沈默の狀態に陷つた儘で、 |
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『ラヂオ雜感』 1933年4月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕電波によって送られる音声などを受信し、再生する装置。高周波増幅回路、同調回路、検波回路、低周波増幅回路、電源回路などを持つ。ラジオセット。ラジオ。 |
コメント:第二版の用例(1948)よりさかのぼります。初出(昭和八年四月、日本放送協會調査時報)とあります。
編集部:第2版では、大仏次郎『帰郷』(1948)の例が添えられていますが、さらに、15年さかのぼることになります。
著書・作品名:ラヂオ雜感
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1933年4月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:173ページ本文1行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕
発行元:岩波書店