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ぶんさん【分散】

読者カード 用例 2022年08月04日 公開

2021年07月16日 ubiAさん投稿

用例:それは、雜音の中に含まれる色々な波長の音波が、それぞれ回折や分散の模樣のちがふ爲に起る現象である。
『耳と目』 1933年5月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(5)波の進む速さが、波長や振動数の違いによって変化する現象。特に、光がプリズムや回折格子を通過するとき、波長の異なる光に分かれ、多くの色に分かれることをいう。

コメント:第二版には用例が載っていないので。初出(昭和八年五月、映畫評論)とあります。

編集部:第2版では、このブランチに用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:耳と目

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年5月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:194ページ本文5行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店