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いきづまり【行詰】

読者カード 用例 2022年08月12日 公開

2021年07月18日 ubiAさん投稿

用例:澤の奥の行きづまりには崩れかゝつたプールの廢墟に
『淺間山麓より』 1933年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(1)それより先に行くことができないこと。また、その所。

コメント:第二版には用例が載っていないので。初出(昭和八年十月、週刊朝日)とあります。

編集部:「行き詰まり」は「ゆきづまり」とも読む可能性があるので、第2版では、とりあえず確例でなければ「ゆきづまり」に寄せています。「いきづまり」の確例があるといいのですが。

著書・作品名:淺間山麓より

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:372ページ本文12行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店