にもつれっしゃ【荷物列車】
読者カード 用例 2022年08月16日 公開
用例: | 或る小驛で停り合はせて居た荷物列車の一臺には生きた豚が滿載されて居た。 |
---|---|
『伊香保』 1933年12月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕鉄道で、手荷物・小荷物を輸送する荷物車から成る列車。郵便物を輸送する郵便車を連結する場合もある。 |
コメント:投稿例(1942)よりもさかのぼります。初出(昭和八年十二月、中央公論)とあります。
編集部:2003年12月24日付けで、古笈さんに、日笠有二『不二』(1942)の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼることになります。
著書・作品名:伊香保
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1933年12月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:425ページ6行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕
発行元:岩波書店