いっぷくのせいりょうざい【一服の清涼剤】
読者カード 項目 2021年10月18日 公開
用例: | 炎風塵を揚げ人をして頭痛岑々たらしむ此時に當りて誰か一服の淸涼劑を思はざらんや好書が讀者の心胸を爽快ならしめ知字者の好伴侶たる實に一服の淸涼劑に優ること遠し讀め\/左記の諸書を讀め兩脇風を生じて羽化登仙するの感あらん |
---|---|
『國民之友 (第百廿三號)』 1891年7月3日 民友社 | |
語釈: | 清涼剤のように、気持ちをさわやかにしてくれる事柄。(デジタル大辞泉) |
コメント:広告文ではありますが、既出例より遡ります。
編集部:2020年11月25日付けで、ubiAさんに、『夏目漱石宛寺田寅彦書簡』1905年2月19日頃の記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、14年さかのぼることになります。
著書・作品名:國民之友 (第百廿三號)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1891年7月3日
著者・作者:民友社
掲載ページなど:表紙裏 (上段廣告)
発行元:民友社