日国友の会



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ほたるのひかり【蛍の光】

読者カード 用例 2021年10月18日 公開

2021年08月07日 天逆大童さん投稿

用例:「螢の光」の如きは友愛の情を勃興せしむと今の小學生徒にして能く「螢の光」の意を解し得るもの幾人かある(何ぞ况んて旋律をや)生徒の之を謠ふ盖し無心なり
『國民之友 (第百八號)』 1891年2月3日 中井喜太郞
語釈:歌曲。原曲はスコットランド民謡。ロバート=バーンズが一七九四年に発表した「オールド‐ラング‐サイン」の歌詞のものが英米で送別歌として普及。日本では明治一四年(一八八一)最初「蛍」の題で文部省唱歌に選定され、のち「蛍の光」として学校の卒業式や送別の会で愛唱されるに至った。

コメント:遡ります。

編集部:2020年11月1日付けで、ubiAさんに、『寺田寅彦日記』1908年4月18日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼることになります。

著書・作品名:國民之友 (第百八號)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1891年2月3日

著者・作者:中井喜太郞

掲載ページなど:37頁上段14-16行目 〇音樂學校廢せざる可らず

発行元:民友社