プロトタイプ
読者カード 用例 2022年09月05日 公開
用例: | 人間の悲劇や喜劇の原型(プロトタイプ)であり雛形(モデル)であるとも考へられなくはない。 |
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『ピタゴラスと豆』 1934年7月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(英 prototype)原型。標準。手本。 |
コメント:投稿例(1931)よりも新しいですが、ルビでの例として、とりあえず。初出(昭和九年七月、東京日日新聞)とあります。
編集部:2018年3月4日付けで、ねじり草さんに、寺田寅彦『柿の種』(1931)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:ピタゴラスと豆
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1934年7月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:5ページ本文1行目〔『寺田寅彦全随筆五』、一九九二年四月三日 第一刷発行〕
発行元:岩波書店