日国友の会



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チェリー

読者カード 用例 2022年09月09日 公開

2021年08月08日 ubiAさん投稿

用例:ピンヘッドとかサンライズとか、その後には又サンライトといふやうな香料入りの兩切紙卷が流行し出して今のバットやチェリーの先驅者となつた。
『喫煙四十年』 1934年8月 寺田寅彦
語釈:【二】明治三七年(一九〇四)から太平洋戦争ごろまで、わが国で発売されていた両切りタバコの銘柄。昭和四五年(一九七〇)からフィルター付き紙巻タバコの銘柄として復活。

コメント:第二版の用例(1934)と同じ年ですが、色々な銘柄も出ているので、とりあえず。初出(昭和九年八月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、武田麟太郎『銀座八丁』(1934)からの例が添えられています。

著書・作品名:喫煙四十年

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:27ページ本文10行目〔『寺田寅彦全随筆五』、一九九二年四月三日 第一刷発行〕

発行元:岩波書店