しんるいすじ【親類筋】
読者カード 用例 2022年09月13日 公開
用例: | 兎に角その卷物の中にはありとあらゆる鯨の種類それから親類筋のいるか、すなめりの類の精細な寫生圖が羅列してあつたので |
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『初旅』 1934年8月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕親類関係にあること。また、その人。親類続き。 |
コメント:第二版の用例(1975)よりさかのぼります。初出(昭和九年八月、旅と傳說)とあります。
編集部:第2版では、深田祐介『新西洋事情』(1975)の例が添えられていますが、さらに、41年さかのぼることになります。
著書・作品名:初旅
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1934年8月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:41ページ本文3行目〔『寺田寅彦全随筆五』、一九九二年四月三日 第一刷発行〕
発行元:岩波書店