日国友の会



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かんそくてん【観測点】

読者カード 項目 2022年11月15日 公開

2021年08月23日 ubiAさん投稿

用例:廣く多數に分布された觀測點に於ける海面から高層迄の氣象觀測を系統的定時的に少くも數十年繼續することが望ましいのであるが、
『颱風雜俎』 1935年2月 寺田寅彦
語釈:〔名〕あるものを観測する地点。特に、気温・雨量・震度などを継続して測定するために定められた地点。(デジタル大辞泉「観測点」)

コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1950)よりもさかのぼります。初出(昭和十年二月、思想)とあります。

編集部:2010年8月25日付けで、ぽんちさんに、宇田道隆『海』(1950)の例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼることになります。

著書・作品名:颱風雜俎

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年2月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆五 一九九二年四月三日 第一刷発行265ページ本文1行目

発行元:岩波書店