でんりゅうけい【電流計】
読者カード 用例 2022年12月03日 公開
用例: | 人體に適度な弱い電流を通し、此れを銳敏な電流計に接續して置くと、其人の心の狀態によつて電流の强さが變り電流計に感じる。〔二〕 |
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『話の種』 1907年9月4日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕電流の大きさを測る計器。電流の磁気作用や熱作用を応用したもので、直流用・交流用・直交両用の別がある。アンメーター。アンペアメーター。 |
コメント:第二版に載っている辞書類(1893)以外の文例(1915)よりもさかのぼるので。初出(明治四十年九月四日、東京朝日新聞)とあります。
編集部:第2版では、伊藤潔『電気訳語集』(1893)の例が早く、文章例としては谷崎精二『地に頬つけて』(1915)の例よりも8年さかのぼることになります。
著書・作品名:話の種
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年9月4日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:363ページ本文2行目、3行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕
発行元:岩波書店