でんきあんま【電気按摩】
読者カード 用例 2022年12月03日 公開
用例: | 次には電氣按摩器械、此れは以前から我邦へも渡つて居る。槌の樣な形をした物の中に小さい電動機(モートル)があつて此れが囘轉すると槌がブルブルふるへる、そこで槌の頭を肩なり腰なり、すきな處へ當てれば、好い工合に按摩が出來ると云ふ仕掛である。〔二〕 |
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『話の種』 1907年9月4日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕電気を利用してする按摩。また、そのための器具。 |
コメント:投稿例(1906)よりも新しいですが、電気按摩の仕掛けが分かる例なので、とりあえず。初出(明治四十年九月四日、東京朝日新聞)とあります。
編集部:2004年12月14日付けで、古書人さんに、『中外医事新報』(第627号、1906.05.05)の例をご紹介いただいています。
著書・作品名:話の種
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年9月4日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:364ページ12行目〔『一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行』、〕
発行元:岩波書店