アルミナ
読者カード 用例 2022年12月07日 公開
用例: | 少量でも礬土(アルミナ)を含んだセメントは此分解が急に起りにくい。〔二十九〕 |
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『話の種』 1907年10月30日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(英 alumina)《アリュミナ》アルミニウムの酸化物。アルミニウムの製造原料。耐火剤、研摩剤、吸着剤、触媒、耐食性磁器などに用いられる。礬土(ばんど)。酸化アルミニウム。 |
コメント:第二版の用例(1867)より新しいですが、第二版で「「アルミナ」に同じ。」と語釈にある「礬土」についたルビの例として、とりあえず。初出(明治四十年十月三十日、東京朝日新聞)とあります。
編集部:第2版では、『西洋雑誌-一』(1867)から「アリュミナ」の例が引かれていますね。
著書・作品名:話の種
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年10月30日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:405ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕
発行元:岩波書店