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たんさいが【淡彩画】

読者カード 用例 2022年12月07日 公開

2021年09月12日 ubiAさん投稿

用例:此れも極めて平易なやうで、しかも雪空の如實な描寫であり、一幅の淡彩畫である。
『天文と俳句』 1932年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕墨絵にあっさりと彩色をほどこした絵。淡画。

コメント:第二版では辞書類(1931)のみで、文例が載っていないので。初出(昭和七年八月、俳句講座)とあります。

編集部:第2版では、『いろは引現代語大辞典』(1931)の例が添えられています。

著書・作品名:天文と俳句

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:569ページ本文12行目〔『寺田寅彥全集文學篇第七卷』、昭和二十五年一月五日 第一刷發行〕

発行元:岩波書店