日国友の会



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としよりくさい【年寄臭】

読者カード 用例 2021年12月03日 公開

2021年09月27日 天逆大童さん投稿

用例:先づその頭髪 (かみのけ) は、首から背まで垂れて居るが、それが眞白くなつて居る所などは、隨分年寄臭い、さればと言つて、面には小皺一つだに無い、肌は濃 (こまや) かに艶があつていかにも柔かさう、〔二の卷 第一の幽靈〕
『クリスマスカロル』 1903年6月10日 デッケンス(原作) 淺野和三郎(著)
語釈:〔形口〕いかにも老人のようである。年寄めいている。

コメント:遡ります。

編集部:2004年11月1日付けで、ぽんちさんに、長谷川如是閑『搦手から』(1915)の例をご紹介いただいていますが、さらに、12年さかのぼることになります。

著書・作品名:クリスマスカロル

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1903年6月10日

著者・作者:デッケンス(原作) 淺野和三郎(著)

掲載ページなど:72頁8-11行目

発行元:大日本圖書