いちりき【一力】
読者カード 用例 2021年11月23日 公開
用例: | 万兩分限 (りゃうぶげん) とあるべきを、底 (そこ) が商人の符帳で、アノ家 (うち) は一力(リキ)ぢやきゝますまいと、算盤 (そろばん) で積(つも)られて見らるゝ頃は、 |
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『夏のむし』 1897年5月10日 大橋乙羽 | |
語釈: | 【一】〔名〕(3)(万の字を一と力の二字に分けたいい方)「万」を表わす。京都祇園の料理屋「万亭」を一力亭という類。 |
コメント:とりあえず投稿いたします。
編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。
著書・作品名:夏のむし
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1897年5月10日
著者・作者:大橋乙羽
掲載ページなど:21ページ〔『文芸倶楽部』第3巻第7編〕
発行元:博文館