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びぶんほうていしき【微分方程式】

読者カード 用例 2023年01月20日 公開

2021年10月20日 ubiAさん投稿

用例:面白い方法で振動の微分方程式を解き、
『船艇の振動に就て』 1907年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕数学で、未知関数の導関数を含む方程式のこと。未知関数が一変数のとき常微分方程式、多変数のとき偏微分方程式と呼ばれる。

コメント:辞書類からの投稿例(1878)よりも新しいですが、第二版の文例(1916)よりもさかのぼるので。初出(明治四十年一月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2007年4月3日付けで、nanyakayaさんに、山田昌郎編訳『英和数学辞書』(1878)の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、寺田寅彦『科学者と芸術家』(1916)の例よりも9年さかのぼることになります。

著書・作品名:船艇の振動に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:35ページ本文12行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕

発行元:岩波書店